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「なぜデザインなのか」と「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」を並行して読んで
先週「なぜデザインなのか」と「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」をたまたま並行して読みましたが、並行して読んだおかげで、私達PORSASの活動における自分達の考えを整理する大変よい機会になりました。

「なぜデザインなのか」は、日本デザインセンター代表で日本のデザイン界の中心にいながら、常に「デザインの本質」「デザインの役割」についての問題提起を行っている原研哉と欧州に渡り、独自の製品開発や素材の応用研究等のデザイン活動を続けている阿部雅世が、それぞれの興味や現状の課題について対談のという形でまとめた本です。
一方の「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」は、既に読んだ方も多いと思いますが、ドン・タプスコットとアンソニー・D・ウィリアムズによる「集合知によるもの造り」の本です。

「なぜデザインなのか」はデザインの話、「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」はビジネスモデル&マーケティングの話なのですが、梅田望夫が言う「ストックのビジネス」(さまざまな努力を一つの大きな穴の中に放り込み続け、いつかその穴の中で化学変化が起き、何かが大きく噴き上がってくるのを待つような事業)での「投げ込む努力」が「『なぜデザインなのか』的な概念」で、「大きな穴」が「『ウィキノミクス』的な概念」ではと思っています。

余談ですが、「デザイン」ということに関して、1970年代の本で、デザインとは何か川添 登 (著) 、デザインとは何か―伝統美と現代 (新書) 秋岡 芳夫 (著) というのがありました。今回の「なぜデザインなのか」というタイトルと比較すると「時代に対するデザインの役目」の変化を感じます。

by k_suzuki


なぜデザインなのか。
なぜデザインなのか。
原 研哉/阿部 雅世


ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ,井口 耕二

| 参考・参照/ビジネス | 10:18 | comments(0) | trackbacks(1) |
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